『金属サイディング』での外装と『小松瓦』での屋根葺き替え工事
築20年くらいと、まだ比較的新しい住宅ですが、
雨風が強いと雨漏れした事もり、外壁や屋根の耐久性を気にかけておられました。
外壁は窯業系サイディング張りで屋根はコロニアル葺き。
いづれもまだ素材には問題ないが経年劣化により色合いが薄れ、
外壁の目地シーリングは劣化し亀裂が入り、ひどい箇所では1cmくらい口が開いてました。
外装工事の場合、大きく3パターンあって
①塗装工事での仕上げか、
②既設外壁材をめくって張るか、
③既設外壁材に上張りかです。
①は一番安価で仕上げられますが、素材に関わらず既設外壁の状態が良くないと出来ません。
②は主に鋼板角波張りの場合にします。めくりやすいし、撤去費用も安いです。めくる事により木下地や壁内の透湿シート張り、断熱材関係も補強する事ができます。
③は今回のような窯業系サイディングの場合に施工します。これが使われている時代の建物だったら木下地材や透湿シート施工はしっかりしてあるので、解体費用がとてもかかる外壁めくりはしません。ただこれにまた窯業系を上張りすると外壁が重くなりすぎて建物躯体に悪影響があるのでそれはしません。
今回はお客さんも気になってた金属サイディングをタテ張りで施工しました。
外部作業足場を組むので、この時に屋根の葺き替えもさせて頂きました。
ベランダには風除窓も施工して、新築のような外観に仕上がりましたよ。
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